【佐藤太一先生】実践知プログラム担当教員からのメッセージ その2(学内限定)
2020.4.27
【佐藤太一先生】
専門は機械工学
(株)日立製作所で11年半勤務後、本学の教員に。
【先生からのメッセージ】
外出自粛の中で,3密を避けて,気分転換,体力維持などを目的に,近隣を散歩する人もいるでしょう。
皆さんと同様の目的で私も散歩しますが,私の散歩にはそれとは別に「楽しみ」があります。
私の家は東京電機大学鳩山キャンパスの近くにあり,散歩というと「自然」の中になります。
そのため,散歩の時には,多くの「植物」が目に入ってきます。
「植物の構造」を眺めて,「力の流れ」をイメージすることが私の散歩の「楽しみ」です。
植物の「形状」は無限にありますので,それを見て「力の流れ」をイメージするのに飽きるということはありません.
「力の流れ」については,授業「創造設計・開発学」の中で説明しました。
私の授業を受けてくれた学生さんは,「力の流れ」を思い出しながら「もの(構造物)」を見て楽しんでください。
授業を受けていない学生さんは,「何でこのような形になっているのだろうか?」と「物理的頭」を育ててください。
私の推薦図書は,「力の流れ」に関係する「家の中で頭の散歩が楽しめる」二冊です。
【佐藤先生からの推薦図書】
(1)「植物のデザイン―形と力学 」 田中 基八郎 (著)
共立科学ブックス(中古のみのようです)
(2)「建物が壊れる理由」 マッシス・レヴィ/マリオ・サルバドリー (著),望月重/槇谷栄次 (訳)
(株)建築技術